SWELLでGoogleアナリティクス(GA4)の設定と使い方|ユーザーの属性や行動を分析できる優秀な無料ツール!
「Googleアナリティクスの設定方法が知りたい」
「GA4とUAの違いは?」
「Googleアナリティクスで何ができるの?」
この記事では、そんな方に向けて、SWELLでGoogleアナリティクス(GA4)の設定と使い方を解説します。
こんにちは、かめコンパスです!
この記事を読めば、あなたも簡単に
- Googleアナリティクスを設定し、便利な使い方まで分かる
ようになります。
私もあなたと同じことに悩んでたのですが、本記事の方法でサクッと解決でき、今ではブログに訪れたユーザーの属性や行動の分析に役立てています。
どこよりも分かりやすく書いている自信がありますので、あなたもパパッと解決してみてください!
\SWELL購入を検討中の人はこちらもご覧ください!/
また以下の記事では、SWELL導入後にやるべき初期設定をまとめて紹介しています。
Googleアナリティクス(GA4)とは?
Googleアナリティクスとは、Webサイトにアクセスしたユーザーの属性や行動を分析できる無料ツールです。
Webサイトを運営している人は導入必須のツールでSEO対策に役立ちます。
つまりSEOの観点でページの分析や改善ができるよ
Googleアナリティクスでできること
Googleアナリティクスでできることは大きく4つあります。
- Webページに訪れたユーザー数や滞在時間はどれくらいか分かる(=記事をリライトすべきか)
- どの媒体からユーザーが訪れたか分かる(=流入経路ごとの改善)
- 過去30分以内の訪問者数やページの表示回数が分かる(=時間帯別でPV数の確認)
- Webページに訪れたユーザーの性別や年齢が分かる(=訪問者の属性を知る)
※詳しくは「Googleアナリティクスの便利な使い方」で解説します。
他にも多くのできることはありますが、サイト運営者が最低限使えるようになるべき機能に絞りました。
これらすべてが無料なので、利用していない人は損!
GoogleアナリティクスのGA4とUAの違い
GoogleアナリティクスのGA4とUAはバージョンの違いで、
- GA4が最新バージョン…2020年10月にリリース。
- UAが旧バージョン…2023年7月1日付けでサポート終了。2024年6月末までアクセス可能
です。(GA4=Googleアナリティクス4、UA=ユニバーサルアナリティクス)
新しいバージョンにアップデートされたことにより機能や計測方法、レポート画面など多くの部分で変更されました。
本記事の執筆時点(2024年9月)ではUAのサポートは終了しているので、これからGoogleアナリティクスを登録する人はGA4を利用することになります。
Google アナリティクス 4 は、ユニバーサル アナリティクスに代わる次世代の測定ソリューションです。ウェブサイトの測定を続けるには、Google アナリティクス 4 プロパティが必要です。移行がお済みでない場合は、Google アナリティクス 4 に移行してください。
引用:ユニバーサル アナリティクスは Google アナリティクス 4 に置き換わりました – アナリティクスヘルプ
ネットでUAという単語がよく出てきますが、気にする必要はないよ
Googleサーチコンソールとの違い
Googleアナリティクスと似たようなツールで、Googleサーチコンソールというものがあります。
それぞれの違いは以下のとおり。
- Googleアナリティクス…Webサイトに訪れた後のユーザーを分析
- Googleサーチコンソール…Webサイトに訪れる前のユーザーを分析
分かることの違い
- 訪問者数や平均滞在時間
- ユーザーの流入経路
- 過去30分間の訪問者数やページの表示回数
- 訪問者の属性
※詳しくは後ほど「Googleアナリティクスの便利な使い方」で解説
- ページごとの検索キーワード
- ページごとの掲載順位やクリック率
- ページのインデックス登録
- ページ表示速度の評価
- 被リンク状況
※詳しくは別記事「Googleサーチコンソールの設定と使い方」で解説
SWELL購入を検討している日本人の30代女性。スマホのSafariを使って「SWELL レビュー」というキーワードで当ブログ記事を訪れた場合、
- Googleアナリティクスでは、日本人の30代女性がスマホのSafariから訪れた
- Googleサーチコンソールでは、「SWELL レビュー」というキーワードでクリックされた
ということが分かります。
どちらのツールも自サイトの分析や改善に必要不可欠ですので、両ツール上手に活用しましょう。
SEO対策のための第一歩!
SWELLでGoogleアナリティクスの登録と設定方法
では実際に、Googleアナリティクスの登録方法とSWELLへの設定方法を3つのステップに分けて解説します。
- Googleアカウントを作成する
- Googleアナリティクスの測定IDを取得する
- Googleアナリティクスの測定IDを貼り付ける
※Googleアカウント作成済みの人は設定手順②「Googleアナリティクスの測定IDを取得する」から設定してください。
それぞれ詳しく解説します。
設定手順1:Googleアカウントを作成する
「Google アカウント」にアクセスし、アカウントを作成するをクリックする
名前を入力し、次へをクリックする(姓は省略可)
生年月日と性別を入力し、次へをクリックする(性別は無回答可)
独自のメールアドレスを作成するか既存のメールアドレスを使用するか選び、次へをクリックする
パスワードを作成し、次へをクリックする
電話番号を入力し、次へをクリックする
メッセージアプリに届いたコードを入力し、次へをクリックする
別のメールアドレスを入力し、次へをクリックする
私の場合、副業用とプライベート用の2つに分けて登録したよ
次へをクリックする
「プライバシーポリシーと利用規約」を確認し、同意するをクリックする
これでGoogleアカウントを作成できます。
つぎは作成したGoogleアカウントを用いてGoogleアナリティクスの測定IDを取得していきます。
設定手順2:Googleアナリティクスの測定IDを取得する
測定IDを取得する方法は、Googleアナリティクスに登録済みか未登録かで異なります。
それぞれの取得方法を紹介していますので、自分に当てはまるところを読んでください。
\タブの切り替え/
これでGoogleアナリティクスの測定IDを取得できます。
設定手順3:Googleアナリティクスの測定IDを貼り付ける
Googleアナリティクスに登録するためには、プラグイン「SEO SIMPLE PACK」に先ほど取得した測定IDを貼り付ける必要があります。
SEO SIMPLE PACKはSWELLに導入必須のプラグインでもあるよ
\クリックで開く/
プラグイン「SEO SIMPLE PACK」の導入方法はこちら
WordPress管理画面で、プラグイン⇒新規プラグインを追加の順にクリックする
検索窓に「SEO SIMPLE PACK」と入力する
「SEO SIMPLE PACK」の今すぐインストールをクリックする
有効化をクリックする
これで「SEO SIMPLE PACK」をインストールできます。
測定IDを貼り付ける方法は下記のとおりです。
WordPress管理画面で、SEO PACK⇒一般設定の順にクリックする
「SEO SIMPLE PACK」を導入しないとSEO PACKは表示されないよ
Googleアナリティクスをクリックし、「”Measurement ID” for GA4」にトラッキングIDをペーストする
設定を保存するをクリックする
これでGoogleアナリティクスの測定IDを貼り付けでき、登録完了です。
レポートとデータ探索ツールでは、多くの場合、ウェブサイトまたはアプリのデータの処理に 24~48 時間かかることがあります。リアルタイム レポートと DebugView レポートを使用すると、ウェブサイトまたはアプリでデータが正常に収集されていることを確認できます。
引用:[GA4] データ収集の確認 – アナリティクスヘルプ
データが反映されるまで落ち着いて待ちましょう。
Googleアナリティクスでやっておくべき5つの初期設定
SWELLにGoogleアナリティクスを登録できたら、始めにやっておくべき5つの設定を紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
Googleシグナルを有効化する
通常、同じユーザーがPCとスマホの両デバイスからアクセスした場合、別のユーザーとして認識されてしまいます。
ただGoogleシグナルを有効化することで、複数のデバイスからのアクセスでも同じユーザーとして認識させることができます。
ユーザーの属性や行動をより正しく計測できるよ
Googleシグナルを有効化する方法は下記のとおりです。
- Googleアナリティクス画面の左下にある 管理をクリックする
- プロパティ設定⇒データの収集と修正の順にプルダウンし、データの収集をクリックする
オンにするをクリックする
オンにするをクリックする
これでGoogleシグナルを有効化できます。
データ保持期間を変更する
データ保持期間はデフォルトで、イベントデータが「2か月」、ユーザーデータが「14か月」になっています。
Google アナリティクスに保存されるイベント単位およびユーザー単位のデータには、保持期間とユーザー アクティビティのリセット設定が適用されますが、ユーザーによって入力された特定のデータ(年齢、性別、興味など)は、そのユーザーによるユニバーサル アナリティクス プロパティの操作が 6 か月間行われない場合、または Google アナリティクス 4 プロパティの操作が 2 か月間行われない場合、デフォルトで削除されます。
引用:データの保持 – アナリティクスヘルプ
十分なデータ分析を行うために、データ保持期間を14か月に変更しましょう。
データ保持期間を変更する方法は下記のとおりです。
- Googleアナリティクス画面の左下にある 管理をクリックする
- プロパティ設定⇒データの収集と修正の順にプルダウンし、データの保持をクリックする
- イベントデータのデータ保持をプルダウンし、「14か月」に変更する
- 保存をクリックする
これでデータ保持期間を変更できます。
内部トラフィックを除外する
内部トラフィックを除外しないと自分のアクセスデータも計測され、純粋にユーザーだけのアクセスデータを測定できなくなります。
特定の IP アドレスまたは特定の IP アドレス範囲からのウェブサイト アクティビティを除外して、該当の IP アドレスのユーザーにより生成されたデータがレポートに表示されないようにできます。
引用:[GA4] 内部トラフィックの除外 – アナリティクスヘルプ
正しいデータ計測を行うためにも、内部トラフィックは除外しておきましょう。
内部トラフィックを除外する方法は下記のとおりです。
- Googleアナリティクス画面の左下にある 管理をクリックする
- プロパティ設定⇒データの収集と修正の順にプルダウンし、データストリームをクリックする
自サイトのデータストリームをクリックする
タグ設定を行うをクリックする
もっと見る
をクリックし、内部トラフィックの定義をクリックする作成をクリックする
- ルール名とIPアドレスの値を入力する ※ルール名はなんでもOK
- 保存をクリックする
これで内部トラフィックを定義できます。
- 最初の画面に戻り、 管理をクリックする
- プロパティ設定⇒データの収集と修正の順にプルダウンし、データフィルタをクリックする
「Internal Traffic」をクリックする
- フィルタの状態を「有効」にする
- 保存をクリックする
フィルタを有効にするをクリックする
これで内部トラフィックを除外できます。
Googleサーチコンソールと連携する
Googleサーチコンソールと連携することで、Googleアナリティクス管理画面でもページの表示回数やクリック数などを確認することができます。
Search Console と統合すると、自社のサイトのオーガニック検索結果をアナリティクスで分析できるようになります。たとえば、検索結果でのサイトのランキングや、クリックに結びついたクエリ、そうしたクリックがサイトでのユーザーの行動につながった経緯(より多くのユーザーにアプローチしたランディング ページや、コンバージョンに至ったユーザー数など)などを分析できるようになります。
引用:[GA4] Search Console との統合 – アナリティクスヘルプ
Googleサーチコンソールに登録済みの人は、あわせて連携しておきましょう。
Googleサーチコンソールとの連携方法は下記のとおりです。
- Googleアナリティクス画面の左下にある 管理をクリックする
- プロパティ設定⇒サービス間のリンク設定の順にプルダウンし、Search Consoleのリンクをクリックする
リンクをクリックする
アカウントを選択をクリックする
連携したいプロパティに✔し、確認をクリックする
次へをクリックする
ウェブストリームを選び、次へをクリックする
送信をクリックする
これでGoogleサーチコンソールと連携できます。
Googleアドセンスと連携する
Googleアドセンスと連携することで、Googleアナリティクス管理画面で日々のアドセンス収益を確認することができます。
AdSense アカウントを Google アナリティクス 4 プロパティにリンクすると、そのアカウントの AdSense データを GA4 のレポートとデータ探索で利用できるようになります。AdSense のデータをトラフィックやユーザー行動などのウェブサイトのその他の指標と組み合わせることで、より詳細な分析情報を取得し、広告収益の最適化に役立つパターンを特定できます。
引用:[GA4] Google AdSense の連携 – アナリティクスヘルプ
Googleアドセンスに登録済みの人は、あわせて連携しておきましょう。
Googleアドセンスとの連携方法は下記のとおりです。
- Googleアナリティクス画面の左下にある 管理をクリックする
- プロパティ設定⇒サービス間のリンク設定の順にプルダウンし、Google Adsenseのリンクをクリックする
リンクをクリックする
Google Adsenseパブリッシャーアカウントを選択をクリックする
連携したいパブリッシャーアカウントに✔し、確認をクリックする
次へをクリックする
次へをクリックする
送信をクリックする
これでGoogleアドセンスと連携できます。
Googleアナリティクスの便利な使い方
ここからはGoogleアナリティクスの便利な使い方を下記4つに絞って紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
新規ユーザー数や平均滞在時間を確認する
Googleアナリティクスでは、自サイトを訪れた新規ユーザー数やページに滞在している時間を確認できます。
確認場所は、サイドパネルのレポートのスナップショットをクリックして表示されるページです。
- アクティブユーザー(サイトを訪れたユーザー数が分かる)
- 新規ユーザー数(初めてサイトを訪れたユーザー数が分かる)
- アクティブユーザーあたりの平均エンゲージメント時間(サイトを訪れたユーザーの平均ページ滞在時間が分かる)
- 合計収益 ※Googleアドセンス連携時(アドセンス収益が分かる)
※日付別で確認できる
主に以下のような使い方をするといいでしょう。
改善点 | 対策 |
---|---|
新規ユーザー数が少ない | 新規記事を増やす、検索順位を上げる |
アクティブユーザーが少ない | 新規記事を増やす、検索順位を上げる、内部リンクを増やす |
平均エンゲージメント時間が少ない | 文章を分かりやすくする、画像をたくさん入れる、内容のボリュームを増やす |
検索上位の記事を参考にして、画像を用いながら分かりやすい文章にすることを心がけるといいね
ユーザーの流入経路を確認する
Googleアナリティクスでは、ユーザーがどこを経由して自サイトを訪れたのか確認することができます。
確認場所は、サイドパネルのライフサイクル⇒集客の順にプルダウンし、ユーザー獲得をクリックして表示されるページです。
- Organic Search…GoogleやYahoo!など検索エンジンからの流入
- Direct…ブックマークやURL入力など直接の流入
- Referral…他サイトからの流入
- Organic Social…𝕏(旧Twitter)などSNSからの流入
- Unassigned…上記以外からの流入
主に以下のような使い方をするといいでしょう。
改善点 | 対策 |
---|---|
Organic Search(検索エンジンからの流入)が少ない | 新着記事を増やす、検索順位を上げる |
Direct(直接流入)が少ない | ある特定の分野で1番を目指す、その分野を網羅的に扱う |
Referral(他サイトからの流入)が少ない | コンテンツを充実させる、独自性のある記事を作成する |
Organic Social(SNSからの流入)が少ない | SNSフォロワーを増やす、SNSに記事をリンクする |
独自性を意識しながらコンテンツ内容を充実させた記事作りを意識するといいね
過去30分間のアクティブユーザー数やページごとの表示回数を確認する
Googleアナリティクスでは、直近のアクティブユーザー数やページごとの表示回数を確認できます。
確認場所は、サイドパネルのリアルタイムをクリックして表示されるページです。
- 過去30分のアクティブユーザー数
- 過去5分間のアクティブユーザー数
- 1分あたりのアクティブユーザー数
時間帯や曜日などによってアクティブユーザー数がぜんぜん違うので面白いです。
自サイトに訪れるユーザーが何時の何曜日に多いのか少ないのか、ユーザーの行動を知ることができるよ
訪れたユーザーの属性を確認する
Googleアナリティクスでは、自サイトに訪れたユーザーの国籍や性別、年齢などを確認することができます。
確認場所は、サイドパネルのユーザー⇒ユーザー属性の順にプルダウンし、概要をクリックして表示されるページです。
- 国籍
- 市区町村
- 性別
- 年齢
- 言語
ほとんどの人はターゲットが日本になると思います。
主に性別と年齢の2つを確認して、割合が多いところをターゲットに商品・サービス販売をするといいでしょう。
【アプリ版】Googleアナリティクスをスマホで利用しよう!
Googleアナリティクスはアプリ版もリリースされており、自分のスマホでもデータを確認することができます。
Webサイトではなくスマホアプリを利用することで、
- 外出先でもデータを確認できる
- サクッとすぐにアクセスできる
- モバイル対応で表示が分かりやすい
といったメリットがあります。
私はWebよりもスマホアプリのほうが使用頻度が高いよ
無料で誰でも利用できるので、以下のリンクからインストールしてみてください。
SWELLでGoogleアナリティクス(GA4)の設定と使い方まとめ
今回は、SWELLでGoogleアナリティクス(GA4)の設定と使い方を紹介しました。
以下の記事では、Googleサーチコンソールの設定方法を解説してますので、あわせてご覧ください。
当ブログでは、SWELLに関する記事をいくつか書いてます。
下のカテゴリーページにまとめていますので、のぞいてみてください。
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